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ヴィヴ・アルテ トレーニング・コンセプト

VAT®(ヴァット)¹は、化学療法誘発性末梢神経障害(CIPN)による多発性神経障害や麻痺のある患者を対象に治療的介入を行う看護プログラムです。VIV-ARTE®がウルム大学病院第三内科クリニックにおいてVIV-ARTE®ケア・コンセプト(VAP)に基づき開発しました。 

¹ VIV-ARTE®Trainingkonzept

VAT®は4つのセラピーモジュールから構成されています。VAT®のプログラムの開発、研究、人材育成は、2009年よりVIV-ARTE®キネステティク・プラス 動きの学校とウルム大学内科第三病院が共同で、ホセ・カレーラス白血病財団の助成を得て進めてきました。

現在、VAT®ナースとVAT®セラピストによって、下記のドイツとスイスの4ヶ所のライセンス拠点に限定して実施されています。

  • ウルム大学病院内科第三病院
    血液内科、腫瘍内科、緩和医療科、リウマチ科、感染症科
    Dr. H. Döhner教授、Dr. S. Schönsteiner、VAT®ナース

  • チューリッヒ市立病院Triemli
    腫瘍・血液内科クリニック、VAT®ナース
    Dr.M. Schmid教授、VAT®ナース

  • 在チューリッヒ・ヒルスランデン血液・腫瘍内科クリニック
    VAT®ナース Therese Donno

  • VIV-ARTE®キネステティク・プラス 動きの学校

VAT®は以下の目標を目指しています

  • 感覚異常や疼痛の減少

  • 知覚障害の減少

  • 緊張をほぐす

  • 筋トーヌスの活性化

  • 筋力をつけ、筋の働きをトレーニングする

  • リラクゼーションと心地よさ

  • 歩行の安定性の向上

  • 介助・介護への依存の回避

  • 自立した日常生活動作の回復

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症例

パスカル

パスカルの症例

ウルム大学付属病院のVAT®責任者だったエリー・キルヒナー看護師(2018年没)とハイディ・バウダー ミスバッハがまとめたVAT®の症例を紹介します。患者は、血球貪食性リンパ組織球症 (HLH)と診断された当時15歳のパスカルです。

VAT®の4つのモジュール

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VAT®のトレーニングセッションは、CIPNの症状を緩和するために行われます。医療と看護の両面から詳細な診断を行った後、個々の患者のニーズを特定し、それに応じて下記の4つのモジュールの内容を調整し適応させます。

 
01

モジュール 1 PIM*
受動的・統合的モビリゼーション & マッサージ

手を使って行うセラピー。緊張緩和と筋肉の活性化をはかり、身体意識を刺激します。ひとつの動きに関わる筋肉相互の働きを促進して、セラピー後には動きがより軽く、そしてより簡単に行えると実感できるようにします。

1セッションは60分。      

*Passive Integrative Mobilisation & Massage

 
02

モジュール 2 HATA体操
支える動きと運ぶ動きを統合する

この体操は姿勢と柔軟性を改善します。動きの協調性を高め、新陳代謝を活発にします。

 
03

モジュール 3 VAP機能トレーニング
日常生活動作のボディコントロール

日常生活において、補助具や補助する人に依存していますか?

再び、援助や補助具が無くても自立して日常生活動作を行えるための学びをサポートをします。

 
04

モジュール 4 VAT®-Galileo®トレーニング

ウォームアップを実施して、その後のトレーニングに備えます。

トレーニング・セッションでは、筋機能、筋力、筋の働きを鍛えます。

バランスが改善されます。

リラクゼーション・セッションによって筋肉のけいれんを防ぎ、緊張した筋肉をすべてほぐします。

1セッションは約20分。

VAT Studie

VAT®の開発および学術研究について

VAT®は、VIV-ARTE®がウルム大学病院第三内科クリニックにおいてVIV-ARTE®ケアコンセプト(VAP)に基づき開発したものです。

 

ウルム大学病院と在アッセルフィンゲンのVIV-ARTE®キネステティク・プラス 動きの学校によって実施されたランダム化比較試験(RCT)(ホセ・カレーラス財団による助成)では、症状全体に改善がみられ、健康状態、バランス、フィットネスの大幅な向上が確認されました。

とくに、モジュール4に基づいた施術要素にVAT®-Galileo®トレーニングを加えたことにより、バランスと体力の大幅な改善に加えて熱検知閾値の低下も達成されました。