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クールダウン

VAPではクールダウンを行い、より大きな負荷がかかった身体領域をリラックスさせるようにサポートします。


VAP教科書からの抜粋

…「いかなるスポーツ活動も、終わる前にクールダウンをすべきです。『鎮める』ことで心血管系が『平常の状態』に戻るようにサポートします。筋組織は再び緩められ、呼吸も落ち着いた状態に戻っていきます。しかも身体の回復が促されて、次のトレーニング・セッションに向けた準備が整います。ある程度の強度を持たせた運動を急に中断すると、生体にとっては過剰な負荷となることもあり、めまい、筋痙攣あるいは吐き気を引き起こすことになりかねません。原則として、活動運動は強度を徐々に弱めて終了するようにします。」

… (Diplom Sportwissensdhaftler Joachim Fuchshuber/09.04.2003、www.tk-online.deより)


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VAP教科書からの抜粋 「身体の動きが極端に制限されている人を援助するときには身体的な近さが求められますが、これに対して介助者はしばしば抵抗を感じます。患者・要介護者に近づくことなく介助することがそもそも可能でしょうか? 介助者には、患者・要介護者に一方的に近づく、あるいは相互に近づき合うという2つの選択肢があります。依存度の高い人をケアするときには、親密さの境界線を越えることが基本的には避けられ

VAP教科書からの抜粋 …「患者・要介護者は、体位変換の途中でしばしば痛みを感じたり、動きたくても動けなかったり、循環動態が不安定になったりします。モビリゼーションを小さな動き(ウォームアップ)で始めることによって、そのような症状を未然に効果的に予防することができます。」… モジュール1とモジュール2で3種類のウォームアップの方法を学びます。状況や目的に合わせて実施できるようになりましょう。

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